それぞれ使用する「係数」を覚えましょう!
★現価と終価
1.「終価係数」
n年後の元利合計=「(1+利率)年数乗」×元本
2.「現価係数」
必要元本=「利率÷(1+利率)年数乗ー1」×目標金額
「1÷(1+利率)年数乗ー1」×目標金額
3.「減債基金係数」
毎年の必要積立額=「1÷(1+利率)年数乗」×目標金額
「利率÷(1+利率)年数乗ー1」×目標金額
4.「年金終価係数」
積立累計・元利合計=
「(1+利率)年数乗-1 ÷利率×(1+利率)年数乗」
×毎年の積立額
「(1+利率)年数乗-1 ÷利率」×毎年積立額
それでは設問で体感しましょう!
5.100万を年利2%で20年間
複利運用した時の『元利合計』額。
下記係数を使用。
・終価1.486
・現価0.6730
・減債基金0.04116
・資本回収0.06116
①1,214,850②1,223,200③1,486,000④1,823,200
一定額が『最終的にいくらか』は『終価係数』。
100万×1.486
6.年利2%で毎年50万を10年間複利運用して
積立てた場合の『元利合計額』。
・終価1.219
・現価0.8203
・年金終価10.950
・資本回収0.11133
・年金現価8.983
①5,101,500②5,391,500③5,475,000④6,095,000
毎年積立てて最終いくらかは『年金終価係数』
50万×10.950
※年金というフレーズがないので注意!
7.年利2%で毎年20万を20年間複利運用して
積立てた場合の元利合計額。
・終価1.486
・現価0.6730
・年金終価24.297
・資本回収0.06116
・年金現価16.351
①3,270,200②4,859,400③4,892,800
④5,944,000
毎年積立てて最終いくらかは『年金終価係数』。
20万×24.297
8.年利1%で10年後に500万貯めるのに
必要な『毎年の積立額』。
・終価1.105
・現価0.9053
・減債基金0.09558
・資本回収0.10558
①360,600②452,650③473,550④477,900
目標の為毎年いくら積立てるかは『減債基金係数』。
500万×0.09558
9.年利2%で15年後に300万必要な毎年の積立額。
・終価1.346
・現価0.7430
・減債基金0.05783
・資本回収0.07783
①148,600②173,490③233,490④269,200
目標の為毎年いくら積立てるかは『減債基金係数』。
300万×0.05783
10.年利2%で複利運用し10年後に150万にする為に必要な『元本価格』。
・終価1.219
・現価0.8203
・減債基金0.09133
・資本回収0.11133
①1,230,450②1,147,450③1,357,950
④1,369,950
もともと元本いくら必要かは『現価係数』 。
150万×0.8203
11.2千万を年複利2%で借り入れて20年間で返済の場合の『毎年の返済額』。
・終価1.486
・現価0.6730
・減債基金0.04116
・資本回収0.06116
①673,000②823,200③1,223,200④1,486,000
毎年の返済額は『資本回収係数』。
2千万×0.06116
12.年利率2%で運用し毎年150万の年金を
15年間受取りに必要な『年金原資』。
・年金終価17.293
・年金現価12.849
①16,717,500②19,273,500③22,058,800④25,939,500
年金原資は『年金現価係数』。
150万×12.849。